栴檀2016年8月166号

栴檀2016年8月166号
栴檀集
辻恵美子先生選


春ともし本より落つる正誤表
シャッターを押す指硬し朝桜
ひらがなの名札ひらひら初蝶来


20160808-1.jpg
(シャッターの句を詠んだその桜の写真です)


それぞれの俳句に背景があって、語れば1時間ドラマになるかも(笑)。
語るのは、今回はやめにしておきます~。


でも、ひとつだけ。。。
「オノマトペ」が選に入っていました♪
先日のブログには「ひらひら初蝶来」と書きましたが、おたまとしては「名札ひらひら」。
いやいや「ひらひら」は「名札」にも「初蝶」にもかかるつもり。
さらに、「は行」の音の多用で、自分ではリズムも好き。

辻先生、このオノマトペの使い方は陳腐・平凡でなかったと判断してよいですか?


最近感じるのですが、結社誌『栴檀』も文学の森の『俳句界』も、投句して選に選ばれるか選ばれないのかだけが目的になってしまっている・・・。

投句して、何故これが選ばれて、何故これが選ばれなかったのか・・・。
そんなことみじんも考えた事がない。。。

それに、おたまの最終目的は何なのかということもおざなりになっている。
俳句は日記というならば、選は関係ないのかも。。。

どちらも、読み物・テキストとして内容の濃いものなのは明らかなのに。。。
その読み物・テキストの役割は放って、何句掲載されたとかされないとかそんな事ばかりを言っている自分が嫌だ!
俳句って、けっしてそう言うものではないと思う!!

と、偉そうに語りましたが・・・。
今月は3句選んで頂き正直嬉しいです。
ありがとうございました。

ちなみに、166号は創刊十五周年記念号でした。
通常は70頁ぐらいのところ、今号は200頁越え。
じっくり読んでから、少しずつ書いてみたいと思います。



主に、谷中・根津・千駄木界隈で俳句詠んでいます。
↓応援クリックして頂けたら嬉しいです。

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

Theme: 俳句 | Genre: 小説・文学

コメント

活花の木槿ひらきたるまま枯れ

こんちは~。

ひらがなの名札ひらひら初蝶来

とてもよい句だと思いますね。
中七のひらひらが前後に掛かるテクニカルな句です。
ひらひらを名札と思わせていて最後に初蝶に転換する意外性もありますね。

2016/08/08 (Mon) 10:00 | 写俳亭みの #701gxeB2 | URL | 編集
ひらきたる歳時記に染みソーダ水

みのちゃん、あっちでもこっちでもお褒めのお言葉ありがとうございます。

> ひらひらを名札と思わせていて最後に初蝶に転換する意外性もありますね。

狙い通りです。
名札をひらひらさせて、初蝶で沈める。
我ながら、よく出来たと思います。

栴檀のネット句会3句と東京句会2句を葉書に書いて、今回の3句はネット句会の3句。
東京句会の2句はどうしちゃったんだろう。
東京句会の句が落ちること多いのですが、おたまの気合の入れ方が違うのかなぁ~?
もう少し、東京句会も頑張らねば・・・。

2016/08/08 (Mon) 12:30 | おたまおばさん #2TS3CODM | URL | 編集
No title

 昼休み中しつれいします。おそらく真面目に勉強されていれば、二年以上おなじ雑誌に継続的に出句していると、投句前に「この句は入選して、この句は落選する」という自己判断ができます。(そして落選した理由も後から自ずと分かるものなのです)

 おそらくそれが「俳句を自得する」過程であろうかと思います。結社での上位入選、雑誌での入賞の後は、また次の段階の勉強が始まるのです。

2016/08/08 (Mon) 12:41 | 海音 #I9hX1OkI | URL | 編集
先生の真意

おたまさん、こんばんは。

★ぐんぐんと緑色増す帰省かな    藤井元基 さま 
                 (今日の朝日俳壇より)


辻先生にお逢いしたことがないので、真意を知るすべもあり
ませんが、すべての「オノマトペ」がダメと仰っているのでは
ないように思います。

「比喩(ごとし、やうな)」の場合もそうですが、表現上の逃げ
として安易に「オノマトペ」を使ってはいけないということでは
ないでしょうか。

それと、「ひらひら」「さらさら」といったオノマトペ4音を含む
よく知られた先行句などがあると、類想感がどうしても出て
しまうので、それを気をつけなさいという教えでもあると思い
ます。

★ひらがなの名札ひらひら初蝶来
とても可愛らしい景で、リズムが軽やかで響きが良い句です。

ただ、おたまさん自身が仰っているように、同じ「行」の音を
重ねたいという気持ちになるのが、音中心のオノマトペ句の
落とし穴てす。
それを意識するあまり技巧に走りすぎてしまうことのないよう
に、という先生の戒めではなかろうかと勝手に推測しています。

これからも、おたまさん流のオノマトペの名句をどんどん見せ
てください。 楽しみにしています。
★ふつふつと野焼の夜の静もりぬ    十志夫

PS
五輪が始まってから、寝不足で困っています(笑)




2016/08/08 (Mon) 20:08 | 十志夫 #hgMimI1M | URL | 編集
継続年

海音様、コメントありがとうございます。

>  昼休み中しつれいします。おそらく真面目に勉強されていれば、二年以上おなじ雑誌に継続的に出句していると、投句前に「この句は入選して、この句は落選する」という自己判断ができます。(そして落選した理由も後から自ずと分かるものなのです)

継続年数をカウントしてみました。
会員になったのが、2014年の10月。
と言うことは、じきに2年なるのです。
なのに、自己判断なんてまだまだ身についていないようです。

>  おそらくそれが「俳句を自得する」過程であろうかと思います。結社での上位入選、雑誌での入賞の後は、また次の段階の勉強が始まるのです。

「俳句を自得」、難しいお言葉教えて下さってありがとうございます。
前向きに学んで、継続することが大切と受け取りましたが如何でしょう?

このところ、詠めないことが続き嘆いていたところに、皆様のお言葉嬉しいです。
きっと先には長い線路があるのかと・・・。
俳句は嫌いではないので、地道に続けますね。
ありがとうございます。

2016/08/08 (Mon) 20:44 | おたまおばさん #2TS3CODM | URL | 編集
Re: 先生の真意

十志夫様、こんばんは。

おたまの嘆きのようなブログに皆様真剣にお答えありがとうございます。


> 「比喩(ごとし、やうな)」の場合もそうですが、表現上の逃げ
> として安易に「オノマトペ」を使ってはいけないということでは
> ないでしょうか。

はい、安易に使うなとおっしゃいました。
句が痩せるとも。

> それと、「ひらひら」「さらさら」といったオノマトペ4音を含む
> よく知られた先行句などがあると、類想感がどうしても出て
> しまうので、それを気をつけなさいという教えでもあると思い
> ます。

確かにそのようなこともおっしゃっていましたね。
蝶がひらひらなんて類句がいっぱいある・・・。

> ただ、おたまさん自身が仰っているように、同じ「行」の音を
> 重ねたいという気持ちになるのが、音中心のオノマトペ句の
> 落とし穴てす。
> それを意識するあまり技巧に走りすぎてしまうことのないよう
> に、という先生の戒めではなかろうかと勝手に推測しています。

技巧に走りすぎに注意ですね。
今後は、そのあたりもじっくり考えてみます。

> これからも、おたまさん流のオノマトペの名句をどんどん見せ
> てください。 楽しみにしています。

ありがとうございます。
おたまなりのオノマトペを考えていきたいと思います。

> PS
> 五輪が始まってから、寝不足で困っています(笑)

おたまは、消化不良ですね。
結果しか見ていないので。
五輪はもちろん、甲子園も、プロ野球も熱くて時間がいくらあっても足りません。

2016/08/08 (Mon) 20:56 | おたまおばさん #2TS3CODM | URL | 編集

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する