『俳句は日記』

ある俳人さんのブログで、俳人岡本眸さん(「朝」主宰)を知りました。
岡本眸さんは、日本橋室町の大手企業で重役秘書を務めていた時、職場俳句で富安風生と出合い俳句を始めたという事。
「俳句は日記」を信条とされ、日常生活に真摯に向かい、写実を基本としつつ叙情性のある句を詠まれています。

実は、最近のおたまは、
仕事と家事の毎日の繰り返しの中で俳句が詠めるのか?
吟行と称しどこかに出かけないと詠めないのか?
という自問自答の日々。
そんな時、読んだブログ記事。

気になりはじめると、いろいろな所で岡本眸さんのお名前が目にとまります。

『現代俳句入門』には、「私は、俳句を日記のようにつくることをお勧めします。正直に、素直に、そのときの自分の生きた記録を書いていく、それがもっとも親身で無理のない句作と思います」と書いてあるという文章をWebで見つけました。

そして、『俳句は日記』という、なんとダイレクトなタイトルの本を出版されている事を知りました。

7月は、手持ちの角川『俳句』で過ごす事に決めていたのに、Amazonで『俳句は日記』を買ってしまいました。
これから、おたまはどう俳句との関わっていけばいいのか考えてみたかったから・・・。


20160802-1.jpg


古本しかなかったのですが、コメント欄をじっくり確認して、書き込みのない物、出来るだけ綺麗いと思われる本を選びポチッ。
ネットで買う古本は半ば諦めて買うしかないので、どんな状態でも文句は言いませんが、手元に届いたら、予想以上に綺麗で安心しました。

この本は、家族や仕事、旅などの暮らしの中から、どのように俳句を作るかを説いた実践的入門書。
大正時代以来の女性俳句の流れや吟行での添削教室も。
岡本さんが優しくご指導される様子が手に取るように分かる本でした。


初電車待つといつもの位置に立つ  岡本眸(以下同)
かたまつて同じ事務服日向ぼこ
白玉や子のなき夫をひとり占め
わが十指われにかしづく寒の入
喪の家の使はぬ物干竿灼けて
夫愛すはうれん草の紅愛す




主に、谷中・根津・千駄木界隈で俳句詠んでいます。

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

Theme: 俳句 | Genre: 小説・文学

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する