芭蕉奥の細道むすびの地

蛤のふたみに別れ行秋ぞ

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芭蕉は、元禄2年(1689)3月27日に、弟子の曽良とともに江戸を出発。東北・北陸地方を巡り、8月21日に大垣で、『奥の細道』の旅を終えました。ときに芭蕉46歳。距離にしておよそ2400キロ、150日あまりにおよぶ旅でした。

■奥のほそ道「大垣」章段より 
路通も此みなとまで出むかひて、みのゝ国へと伴ふ。駒にたすけられて大垣の庄に入ば、曽良も伊勢より来り合、越人も馬をとばせて、如行が家に入集る。前川子・荊口父子、其外したしき人々日夜とぶらひて、蘇生のものにあふがごとく。且悦び、且いたはる。旅の物うさもいまだやまざるに長月六日になれば、伊勢の遷宮おがまんと、又舟にのりて、

  蛤のふたみに別れ行秋ぞ


掲句は、ハマグリの殻と身とを引き剥がすように、又再び悲しい別れの時が来たという意味。
千住出発の折りの歌「行く春や鳥なき魚の目は泪」と対をなすもので、 「ふたみ」は、「双身」とこれから行く「二見ヶ浦」にかけているということです。
芭蕉は、水門川(写真の場所)の船町港から桑名へ舟で下りました。


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おたまは、芭蕉の奥の細道出発の地「江戸深川の採荼庵」を吟行で訪れてから1年と8か月。
途中は、一箇所も立ち寄らずに、結びの地大垣へ来てしまいました。

あの頃は、俳句を始めたばかりで・・・、
ここまで俳句を続けると思って居ただろうかとかと、しみじみ思い出します。
時間が出来たら、奥の細道巡る旅してみたいですね。



主に、谷中・根津・千駄木界隈で俳句詠んでいます。

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Theme: 俳句 | Genre: 小説・文学

コメント

沢蟹の一丸となり行夏ぞ

こむばんは~。

おお~、さうでしたか。
芭蕉の奥の細道の出発地点と結びの地に行き中抜きですね。
昔で言えばキセルかな。
途中は一緒に吟行しませう。日光とかどうでせう。

2016/06/11 (Sat) 22:22 | 写俳亭みの #701gxeB2 | URL | 編集
丸まると鯉の太りて夏の川

お早うございます。

> 芭蕉の奥の細道の出発地点と結びの地に行き中抜きですね。
> 昔で言えばキセルかな。

最初と最後だけでも感動。
北方面に行かずに、西へ来ただけなんですね。
キセルか~、懐かしいことば。


> 途中は一緒に吟行しませう。日光とかどうでせう。

時間が許せばいい話ですね。
日光って、日帰りも出来る?

俳句していると行きたいところたくさん出来ますね。
焦らず巡りたいと思います。

2016/06/12 (Sun) 09:01 | おたまおばさん #2TS3CODM | URL | 編集

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