『一番線』(涼野海音著・文学の森発行)

母の手の序文三行桜まじ

20160328-2.jpg


『一番線』(涼野海音著・文学の森・2014年7月発行)を購入した。

購入した理由は、数日前の過去ログを繰ってもらえばわかるが、自分の力のなさを反省したと言うのがひとつの理由。
2016年3月号角川書店『俳句』の第4回星野立子新人賞受賞作品10句抄を見て、時間の経過表現にいたく感動したと言うのがもうひとつの理由。

  すれ違ひたる遠足のもう遠き
  手毬つく音のだんだんわが音に

遠足の「すれ違いたる」と「もう遠き」を「自分」を中心にしてゆるやかに流れていく時間。
「手鞠つく」は、だんだん近づいてくる(近づいていく?)手鞠の音に見る時間経過。

たった十七音なのに、句の中に悠々と流れる時間を見た。
海音さんの丁寧な描写を見習いたい、そう思った。

今回の句集購入は、最初に角川があって、片山先生の句会が背中を押してくれたと言うのが正しいかもしれない。
久しぶりによい買い物をしたという満足感に浸っている・・・・。



主に、谷中・根津・千駄木界隈で俳句詠んでいます。
↓応援クリックして頂けたら嬉しいです。

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

Theme: 俳句 | Genre: 小説・文学

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する