草の花ネット句会(9月句会)

草の花ネット句会(9月句会)
兼題(稲妻) 1句・ 自由題 2句 合計3句投句
草の花同人会長 鈴木五鈴先生選


尖塔をかすめて行きぬ秋の雲 (互選1点)
(せんとうをかすめてゆきぬあきのくも)


秋の服左右ポケット違ふ音 (互選1点)
(あきのふくさゆうぽけっとちがふおと)


20151103-1.jpg


■添削(ランクアップのために)
今月は、佳句を、強いて添削のコーナーへ回しました。発想は良いのです。あと少しの見直しに気づくかどうかで、何れも◎以上の評価は間違いなし、という例です。ご検討くだされば幸いです。

・秋の服左右ポケット違ふ音 → 秋高し左右ポケット違ふ音
 「秋の服」と「ポケット」の並列では、余りにも卑近で瑣末すぎます。季語も働きようがありません。何がポケットに入っているのかは分かりませんが、その音は秋空の下でこそ聞きたいものです。のびのびと体を動かす、その時にポケットから音が、しかも左右の音は違っている。こうなれば一句は大きく呼吸をしはじめます。
句柄は大きく、広く。これが句作の基本です。


鈴木五鈴先生ありがとうございます。
この添削、胸が熱くなるほどとても嬉しく思いました。

実は、一句一遊の「秋の服」で投句せずに残っていた句をそのまま投句しました。
鈴木五先生のご指摘は、ポケットの着眼点は良かったけど、季語とポケットの音が近すぎるってことと理解いたしました。
考えてみればポケットは服にあるもので、わざわざ言わなくてもよいということですね。
投句するとき、くっつきすぎと言うこと、まったく気がつきませんでした。
今後は、そのような点も見直して投句するように心がけます。
本当にありがとうございました。



主に、谷中・根津・千駄木界隈で俳句詠んでいます。

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Theme: 俳句 | Genre: 小説・文学

コメント

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2015/11/05 (Thu) 11:48 | # | | 編集
初めまして

秋の服左右ポケット違ふ音 → 秋高し左右ポケット違ふ音

「ポケットは服にあるもので、わざわざ言わなくてもよいということですね」その通りですね。
私がこの句で気になったのは、ポケットに何が入っていたか、幅があってなかなか想像できないことでした。ポケットに入れて音がする、例えば、ラジオ、小銭・携帯、キ―ホルダー、鈴、など何でも良いわけです。
 
そこで、先日山形岩手宮城を旅した時、たまたまクルミやトチの実、ドングリなどを拾ったことを思い出しましたので、いっそのこと「秋の音」として、木の実を連想させたらどうだろうか、と思いました。
ポケットの左右に違う秋の音

独断で勝手な想像です。お気に触ったらごめんなさいね。

2015/11/05 (Thu) 12:43 | issyok #nmxoCd6A | URL | 編集
To issyokさん

issyokさん、はじめまして。

issyokさんのブログ拝見させていただきました。
熱心に取り組まれていらっしゃるのですね。
また、伺わせて下さいね。


> ポケットの左右に違う秋の音

今回は、兼題の「秋の服」があっての1句でした。
最終的に投句しなかったお残りなので、「秋の服」にこだわることはなかったのですよね。

おたまのイメージでは、ポケットの中は、issyokさんが思い浮かべていらっしゃるうちの木の実です。
そう考えると、issyokさんの案、素敵ですね。

おたま的には、好きな発想なのでもう少し粘ってみますね。
ヒントありがとうございました。

> 独断で勝手な想像です。お気に触ったらごめんなさいね。

いえいえ、駆け出しなのでバンバン教えて下さい。
とても嬉しいです。

これからもよろしくお願いします。

2015/11/05 (Thu) 19:20 | おたまおばさん #2TS3CODM | URL | 編集

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