夏井いつき先生選
南海放送ラジオ放送
2015年9月30日(水)放送
コップではこの菊酒に無礼なる
(こっぷではこのきくざけにぶれいなる)
実は、掲句、類句として取り下げをお願いした句です。
きっと、その取り下げメールが間に合わなかったのでしょうね。
その時のメール内容
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9/13〆切分として投句した中に、類句があるのに気がつきましたので、取り下げをお願い出来ますでしょうか。
下記の1句
コップではこの菊酒に無礼なる
俳句ポスト365の「蛤」地選
この椀はこの蛤に無礼なる 雪うさぎさん
俳句集を読んだり、webで勉強したりするのが大好きです。
菊の酒を投句したときは、まったく気がつかず投句したのですが、時間が経つにつれ、「いや待てよ、どこかでみた記憶が・・・」と思い出す作業をしてみました。
結果、確かにありました。
最近、読んだり勉強したりするのが好きなことが弊害になっています。
それらが土台となって、あたかも自分の句のような気がしてきます。
情けないことです。
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夏井組長の俳句ポスト365の地選、雪うさぎさんの句と完全なる類似です。
でも、これは類想類句を意図して作ったのでは絶対にありません!!
しかし、雪うさぎさんの句が根底にあって出来上がったのだと推測できるのは確かです。
本当にスミマセンでした。
俳句ポスト365の金曜日の天地は、毎週じっくり、何度も読んでおりますので、頭のどこか片隅にあったのではないかと思います。。。
色々と勉強することが、確実に弊害になっていますね。
怖さを感じて、臆病にもなりそうです。

投句後に知ったことなんですが、去年、一句一遊で「天」がでなかったリベンジ企画らしいです。
この季語から、高さとか空気とか風とか、そういうのが一緒に味わえるような句にしないとならないとか。
おたまのこの句は、季語が生きていません。。。
高さも風も何にもありませんね・・・。
これからは(も?)、このようなことが無いように気をつけますが、おたまがすること、完全は無理だと思うのです・・・。
だから、何かあった時は、どうかお許しください。。。

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