駒込[吉祥寺]吉三とお七の比翼塚

吉三 お七 比翼塚文京区本駒込の吉祥寺境内にある「お七・吉三」の比翼塚です。
比翼塚とは、相愛の男女や心中した男女を葬った墓のことですが、実際はお墓ではなく、お七と吉三の恋物語の碑のようです。


建立記によると
昭和四十一年三月二十九日、お七生誕三百年記念、日本紀行文学学会建立


そのお七と吉三の恋物語は、どんなお話しかと言うと・・・。
 江戸も前期、1682(天和2)年十二月大火のために本郷の八百屋市左衛門の一家は檀那寺である駒込の吉祥寺に避難しました。そこで市左衛門の娘お七は寺小姓の吉三郎と恋に落ちます。
 やがて一家は無事に本郷へ戻ります。しかし、お七は吉三郎に逢いたくてたまりません。翌1683(天和3)年一月もう一度火事になったら吉三郎様に逢えるとばかり、娘十六、お七は新築された我が家に放火してしまいます。
 不憫に思った奉行が十五かと訊ねても、(放火は重罪で、15歳ならその罪から逃れられるのに)お七は正直に十六と答えます。同年三月、伝馬町から江戸引き回しの上、品川のここが見おさめ涙橋、哀れ鈴ヶ森で火炙りとなったのです。


 このお話し、異説が多く、相手の名前も吉三郎とか佐兵衛とか庄之介とか、避難先も吉祥寺とか円乗寺とか正仙院とか……。


井原西鶴の『好色五人女』で取り上げられた、お七の悲恋の物語は、この吉祥寺を舞台として書かれ江戸のベストセラーとなりました。
でも、吉祥寺とお七、直接的な関係は無いようです。


お七の一家の避難先は白山の円乗寺で、吉三郎も円乗寺の寺小姓であり、お七の墓も円乗寺にあるのが史実のようですね。


諏訪山 駒込吉祥寺(すわさん こまごめきっしょうじ)
宗派:曹洞宗
住所:東京都文京区本駒込3-19-17
電話:03-3823-2010
時間:9:00~17:00 年中無休

吉祥寺

主に、谷中・根津・千駄木界隈で俳句詠んでいます。

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