椿で「死」を詠んだ句が多いことに気が付きました。
椿はそういうイメージなのでしょうか。
でも、写真の椿は、もしかしたら樋口一葉か律かと感じました。
若さの中にしっかりとした芯があるような。。。

生と死と真赤な椿地になごむ 原直子
はじまりもをはりも椿なら死ねる 鳥居真里子
死ぬまでは椿のままわたしのまま 柿本多映
寒椿も同じですね。
寒椿の紅凛々と死をおもふ 鈴木真砂女
死顔は見ずに戻りぬ冬椿 廣瀬直人
産むゆめも死ぬゆめも見つ寒椿 正木ゆう子

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谷根千界隈に住むおたまおばさんです。ふらふらしながら俳句詠んでます。