沈丁花香る季節

沈丁花の季節。
沈丁花の香を感じると思わず大きく息を吸うのは、おたまだけでしょうか。


20170308-1.jpg


「沈丁花」の俳句を調べていたら、細見綾子の句に「沈丁花」の句が多いことに気が付きました。
もっともっと研究心があれば、どうしてなのかまで掘り下げるのでしょうけど、そこはおたまがすること。
並べて見るだけにいたします。
年代順ではありません。
目付いた順に並べます。


リユツク買ひ沈丁花牛乳瓶に挿す
夜帰り来て吾が家や沈丁花
朝降りて昼とけし雪沈丁花
沈丁花に雨降つて皆落着けり
沈丁花はじめて匂ふ夜の外出
沈丁花よりの光に硝子磨く
沈丁花をすつて自転車をしまふ
沈丁花コップにさすと新娶り
沈丁花咲くまで水餅の水替へし
沈丁花雨を好めるごときかな
沈丁花靴下とんで乾きたる
沈丁花鼠族を憎む夜といへど
皺多き着物の裾の沈丁花
髪刈れと子を叱りゐる沈丁花
沈丁に雨は音なし加賀言葉
(上記全部細見綾子)



主に、谷中・根津・千駄木界隈で俳句詠んでいます。
↓応援クリックして頂けたら嬉しいです。

にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ
にほんブログ村

Theme: 俳句 | Genre: 小説・文学

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する