俳句界2016年9月号 雑詠

俳句界2016年9月号 雑詠

伊那谷の空のほぐれて花林檎
秀逸(古賀雪江先生)、佳作(有馬朗人先生、佐藤麻績先生)


裏木戸の閂硬し枇杷青し
佳作(角川春樹先生、西池冬扇先生、原和子先生)


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俳句界2016年9月号 兼題「今」

俳句界2016年9月号 兼題「今」

蓮の芽や昨日も今日も鐘の鳴る
佳作(名和未知男先生)


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花の雲鐘は上野か浅草か   芭蕉


不忍池で鐘を聞くと、いつもこの句を思います。
おたまとっては、鐘は、上野寛永寺の鐘です。
芭蕉の句は、江戸深川の芭蕉庵で詠んだと言うことなので、聞こえてきた鐘は浅草では。。。




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俳句界2016年9月号 俳句トーナメント

俳句界2016年9月号 俳句トーナメント

返信の遅きメールや花は葉に
佳作(五島高資先生)


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男の子なんてこんな感じでしょうか。
メールの返信は、忘れた頃に来る。
LINEは、気がついているのか、見ているのか既読にならない・・・。


月末なので、数日間はグリコのおまけ並べます。
やはりグリコのおまけは嬉しいです。



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グリコのおまけ

夏井いつきの100年俳句日記(ブログ2016.8.25記事)からの抜粋です。

NHK俳句の投句のご案内が書かれていました。

そして、こんな文章が・・・。


どうせ選ばれないから・・・なんていう人がいますが、
選ばれることは、グリコのおまけみたいなものです。
嬉しいけど、それが目的ではない。

「学ぶ」ということが目的ですから、まずは作ってみることが大事。自分でやってみると、番組を観た時、『NHK俳句』のテキストを読んだ時、理解の深さが全く違ってきます。四の五の言わずに、まずは作る。そこから楽しい俳句修行が始まるのです。一緒に学ぶから楽しいのです♪




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以前、栴檀2016年8月第166号にて恵美子主宰が同じようなことを書かれたことをブログに書きました。

組長のブログ拝見してから、おたまには最強な後ろ盾がふたつ!!
そんなこと考えながら、にたにたしながら俳句詠んでいます♪



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しばらく・・・

しばらく、ブログお休みします。

元気にしておりますので、
ご心配にはおよびません。




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臭木の花

お盆前から気になっていた花。
鬱蒼と茂る藪の中にこの花は咲いている。

お盆明け、事務所に向かう途中、この白い花をどうしても素通りできずスマホで撮影。
事務所について、「白い花 木 8月」で検索させたら同じような花の写真が出てきた。
どうやら「臭木」と言う名で、葉・茎は名前の通り臭いらしい。
でも、高い藪の中にあるのでその匂いを確認することが出来なかった。


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臭木の花 (初秋)
常山木の花/臭桐
クマツヅラ科の落葉樹。山野に自生する。葉に悪臭があるのでこの名がついた。初秋に枝の先に白色の花が群がり咲く。目立たない木だが花は印象的でとっても甘い香り。


花を了ふ常山木いよいよ崕に満つ 飯田蛇笏


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ちなみに臭木の実なら晩秋の季語。
写真で見ると可愛い色?毒々しい色?なので、実になるのをじっくり待ちたいと思います。
(実の写真は晩秋に撮影出来たときに・・・)



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一句一遊「俳句甲子園」

一句一遊「俳句甲子園」
南海放送
夏井いつき組長選
8月15日(月)放送

御手紙を読んで頂きました。
この御手紙は「夏の果」の時に書いた御手紙です。
俳句キャラバンin新宿の日が投句の締切日で・・・。
夏井いつき組長よりはじまったおたま俳句。
組長を核に輪が広がって行くことが嬉しく。。。



 そんなこんなの俳句甲子園つながりのお便り、また木曜日にも紹介することになると思いますが、松山がやっております俳句のイベントというのは俳句甲子園だけではなくって、俳都松山俳句キャラバンというのもやっております、今年は愛知の明治村と、東京の新宿そして秋には松山でやるということになっております、新宿の俳句キャラバンで会いました下町おたまから来ております「組長、俳句キャラバンでは松山俳句ポストのメンバー、俳ポニストの初顔合わせや、同窓会となり、楽しい一日でした。初めて会った人見直樹君、まじめな青年で感心いたしました。」と、書いてることが不真面目なんですが、会うとねえ明るいまじめな青年なんですよほんとに

 こばさんからも来ております「組長、俳句キャラバン新宿では楽しい時間をありがとうございました。俳句ポスト365の若きホープ人見直樹君と並んで、最前列に陣取り対極の4人の鼓動が伝わってくるような臨場感を感じ取ることができました。」と、もうこれはね行ってみないとわからないっていうやつですよ
(落書き俳句ノートより記載ママ。いつも聞き書きありがとうございます)



「こばさん」は、正しくは「こまさん」ですね。
おたまの代筆・代送でした・・・。
この時のこまさんの俳句がとてもよいのですが読まれませんでした(残念)。
読まれていないので未発表句としてこちらではUPしないでおきますよ、こまさん。


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月曜日に登場ってことは、俳句は没?
まっ、それでも楽しい一句一遊でございます!!



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一句一遊「鳩麦」

一句一遊「鳩麦」
南海放送
夏井いつき先生選
8月12日(金)放送


鳩麦煎る端より夜を焦がしては



そして鳩麦っていうと植物の季語なんですけれども、どうしても植物の鳩麦を目にする機会ってあんまりないかもしれないですね。数珠玉はあってもね。「鳩麦」っていうとハト麦茶って飲む方に行くと、植物のジャンルと人事のジャンルに分かれるわけですけれども、今回は多めに見ております。東京・下町おたまのこんな一句から味わってみましょう。
◇鳩麦炒る端より夜を焦がしては  東京・下町おたま
鳩麦を炒るときの香ばしい香りがまず立ち上がってきますね、「炒る」という動詞で。そして、「端より」っていうから鳩麦の端っこからかな?と思うと「端より夜を焦がし」ていくなんてね。こういうやり方も詩を生み出すひとつのテクニックですね。
(落書き俳句ノートより記載ママ。いつもありがとうございます)




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「煎る」となると人事になるのですね。
すっかりそのこと考えるの忘れていました。

鳩麦と数珠玉の違いラジオで言っていました。
写真は、数珠玉です。
なんちゃってでお許し下さい。




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つぴつぴと

「ツピツピ」と鳴く鳥の名がわからなくて、今年の夏ははじまりました。
名前はわからないけど気になる。
東御苑で聞いたのが最初。
次は、大垣城で。

それから、だいぶたって家にいたときに、また聞こえてきたので、ダイレクトに「ツピツピ」とWebで調べたら、簡単に四十雀と判明。
どうにか俳句に詠みたく挑戦。
(ここまでは、既にブログに書いたかと・・・)

結局、時間ばかり経過して詠めずに夏も終わり。


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それがですよ、栴檀166号に「つぴつぴと・・・」という俳句が掲載されていました。
鳥の名は入れず他の季語で詠まれている。。。
なんとダイレクトな。
でもそう詠めばよいのかと・・・。

今から、おたまが「つぴつぴと」と詠めば、類句になる恐れが・・・。
あぁ~、残り十二音で勝負がしたい・・・。

秋になってしまったので、これは来年の課題とすることにいたします。。。



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立秋の光源寺

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せっかくカメラを持って外に出たので、光源寺へ。


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バッタさんに遭遇。


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今年はじめて蝉の姿を見た。でも、この蝉、まったく鳴かなかった・・・。
秋蝉とはこういうものか・・・。


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蜻蛉が、飛んでは何度も同じ枝に戻ってきては止まる。


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禊萩・女郎花・水引草などが・・・。
(写真は、水引草のかわりに百日紅です)




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立秋の光源寺へ

8月に入って、色々な事に感動していたので、立秋のこと書けずじまいでした。
(立秋のこと、今頃になってしまいましたがお許しください・・・)

立秋の日(今年は8月7日)、スーパーの朝市に買い物に行こうと外に出ると電線の上で鵯(たぶん・・・)が鳴いていた。
(俳句をはじめて、雀や鴉以外の鳴き方も少し覚えたつもり・・・)
よく見ると嘴に木の実をくわえたまま鳴いている。

買い物から帰ってからも、木の実もそのまま、まだ鳴いている。
とりあえず、手元にあるスマホで撮影。


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スマホの拡大率が悪く近寄れず、家に帰ってカメラを持ってくることに・・・。
残念かな、すでに姿はあらず。。。

せっかくカメラを持って外へ出たので、光源寺を少し散策。。。



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栴檀166号 「栴檀」創刊十五周年を迎えて

昨日の続きです。

栴檀2016年8月第166号は、創刊15周年記念号という事は既に書いたとおり。
自分の名前を探し終わって最初からこの冊子をじっくり読みはじめる。
その直後、電流が身体を流れるような感覚に襲われた。
この数日間、おたまが考えていたことと辻先生のお言葉が繋がったんです!!
(昨日と同じ事書いていますね。でも、それだけ興奮しているんです)


「栴檀」創刊十五周年を迎えて
辻恵美子

「自分のことばで自分の句を作る。人真似やパターン化の古さを脱し、新しみのある句を作る」
 この実に当たり前のことがなかなか出来ないでいるもどかしさへの挑戦。「生活に根ざした生活の中から生まれる句」このようなことの為に今後は取り組み方を考え直してみることも必要でしょう。
 自分の俳句が入賞したり入選したり、何点入ったかということが目標ではありません。勿論そのこと自体は喜ばしいことであり、一種のお祭り的、娯楽的楽しみでもありますし、そういう面もまた俳句であり、それを否定するものではりません。
 しかし特選が必ずしも良い句とは限りません。誰が選をするかでその結果も異なるわけで、入賞するかしないかより、自分の目指す俳句がどこまで出来るようになったかに重きを置くべきでしょう。
(おたまの特に感動箇所の抜粋です)


・生活に根ざした生活の中から生まれる句を詠む。
・入賞・入選・点数が目標ではない。
・自分の目指す俳句に重きを置く。


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実は、ここでカミングアウトしてしまいますが、
栴檀東京句会への参加は、カルチャーセンターに参加するぐらいの軽い気持ちで参加。
おたまの条件にあったカルチャーセンターが見つからず、その結果の句会参加でした。
結社の方向性などはまったく調べなかった。
さらに栴檀の本拠地が岐阜であることも知らず・・・。
土日開催で、わが家から近いところで句会をしているということが第1条件。
参加しはじめて、すぐに、俳句とは? 結社とは? 句会とは? ということで悩みはじめる。
その度に、これがクリアになれば続けて行こう、ここが理解できれば続けて行けると何回かの段階を経て今日に至っている。


このところ、悶々としていたことが・・・。
今回、辻先生の文章を読んで、目の前が大きく開けたような気分。



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「俳句は日記」と「栴檀」と

栴檀166号の投句集合におたまが掲載されている箇所は、既にブログに書いた三箇所。
この他、大会入選句の頁に俳句と名前があるのを確認(大会直後にブログに書いたので今回は省略しますね)。

一応、自分の結果等の確認を終えたところで、166号の最初の頁からしっかり読むことに。
すると、読み始めてすぐに「俳句は日記」と「栴檀」とおたまの頭をグルグルしていることが繋がった。。。


『俳句は日記』岡本眸著の1章にある下記の文章(一部抜粋)。
自分で作るとなると特別なことに対するように構えて、格好よく作らないと恥ずかしいなどと考えてしまいがちです。実はこういう気遣いが作句にとってはいちばん困ることで、俳句は素顔で作るのがよいのです。私は俳句を日記と考えています。一日の終わり、顔を洗って素直になって夜更けに机に向かいながら、今日一日の出来事やそれに伴う自分の心の動きを静かに見つめながら書いてゆく、それが日記です。日記の中で背伸びをしたり、ポーズをとる必要はありません。素直に、正直に書けばよいわけです。


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この岡本眸の『俳句は日記』に、例句として細見綾子の俳句が幾つか出てくる。
その内の1句。


ふだん着でふだんの心桃の花  細見綾子


細見綾子は、飾らず素直に自分の生活を素直に詠んでいる。
まさに、俳句は日記。

明日は、栴檀の辻恵美子先生の文章を載せます。



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栴檀2016年8月166号(記念俳句賞)

「栴檀」創刊十五周年記念俳句賞(20句)を頑張って考えていたのは、去年の暮れの話(ブログに書いたとおり)。
昨年内に準備を終えて、元旦にポストに投句。

5月の大会の時受賞発表がありましたが、166号には、その選考過程・結果が載っていました。
おたまの作品は、結局1点も入らず、参加で終わりましたね。
それでも、貴重な体験が出来た事に感謝。

20句全部完璧とは思わないけど、好きな句もあるので選び直して別に投句するのもありか?と考えています。
このまま、お蔵入りは可愛そうな句も・・・。


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今回のこの賞は記念賞だったので、来年あるかもわかりません。。。
来年、もしこの様な機会があれば、改めて頑張ってみたい。
そのためにも、日頃から詠みためるようにしておこうと。。。


秋来たる高き音たてキーボード   おたま




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栴檀2016年8月166号(自選2句)

栴檀2016年8月166号(自選2句)

古書街の小さき画廊春隣
初ちちろ登校の子を出す朝の


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全同人(5句)、全会員(2句)の自選句が掲載された。
(去年1年間に『栴檀』に掲載された句からの自選。だからおたまブログでは既出)

おたまの自選の規準は、自分がきっちりそこにいるかどうか・・・。
(つまり日記?)
上手いヘタで選ぶことはせず、如何に自分の思い出が入っているかで2句を選んだ。


2015年冬と2015年秋の句。

「春隣」は、NHKプロデューサーの蜂谷初人さんの個展に行ったときに詠んだ句。
おたまにとっては、蜂谷初人さん=夏井いつき組長。
俳ポの仲間と俳句を語らいながらランチ後、個展へ。
個展では、NHKのあの番組に思いを馳せ。。。
ここなくして、今のおたま俳句はあり得ないというところで選んだ1句。


「初ちちろ」の句は、三日間ぐらいお弁当を作りながら考えた。
当時は、子どもの朝練があったので、4時半起き。
お弁当を作っていると、虫の声が聞こえた。
「ちちろ鳴く」「初ちちろ」「ちちろかな」。。。

お弁当との取り合わせで考えていたのに、三日目ぐらいにふと別の十二音が降りてきた。
このふと感じる時が、すごく幸せな気分。
胸のつかえが取れるというか・・・。
「子を出す朝の」が良いと辻先生に言って頂き、粘りに粘って推敲してよかったとうるうるしてしまった事も・・・。

たぶん、この内容は既に書いたかも・・・。




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栴檀2016年8月166号

栴檀2016年8月166号
栴檀集
辻恵美子先生選


春ともし本より落つる正誤表
シャッターを押す指硬し朝桜
ひらがなの名札ひらひら初蝶来


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(シャッターの句を詠んだその桜の写真です)


それぞれの俳句に背景があって、語れば1時間ドラマになるかも(笑)。
語るのは、今回はやめにしておきます~。


でも、ひとつだけ。。。
「オノマトペ」が選に入っていました♪
先日のブログには「ひらひら初蝶来」と書きましたが、おたまとしては「名札ひらひら」。
いやいや「ひらひら」は「名札」にも「初蝶」にもかかるつもり。
さらに、「は行」の音の多用で、自分ではリズムも好き。

辻先生、このオノマトペの使い方は陳腐・平凡でなかったと判断してよいですか?


最近感じるのですが、結社誌『栴檀』も文学の森の『俳句界』も、投句して選に選ばれるか選ばれないのかだけが目的になってしまっている・・・。

投句して、何故これが選ばれて、何故これが選ばれなかったのか・・・。
そんなことみじんも考えた事がない。。。

それに、おたまの最終目的は何なのかということもおざなりになっている。
俳句は日記というならば、選は関係ないのかも。。。

どちらも、読み物・テキストとして内容の濃いものなのは明らかなのに。。。
その読み物・テキストの役割は放って、何句掲載されたとかされないとかそんな事ばかりを言っている自分が嫌だ!
俳句って、けっしてそう言うものではないと思う!!

と、偉そうに語りましたが・・・。
今月は3句選んで頂き正直嬉しいです。
ありがとうございました。

ちなみに、166号は創刊十五周年記念号でした。
通常は70頁ぐらいのところ、今号は200頁越え。
じっくり読んでから、少しずつ書いてみたいと思います。



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また「十指」

先日の数句あげた句の中から1句。


卓に組む十指もの言ふ夜の秋  岡本眸


この句を、指を組んでいるのは、女性(作者自身)と考える。。。
作者の夫は四十五歳で脳溢血で急逝している。
もしかして、亡夫に思いを馳せ、一人の夜を過ごしているとも・・・。


しかし、指を組んでいる人が男性と考えると違った展開が。。。
深刻な話をしている二人の男女。
この卓の上に指を組んでいる人は、男と受け止めたい。
それも無口な男。
指のかすかな動きに男の思いを読み取る女。
こう考えていくと、話の内容は、別れの話か・・・。


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と、こんなことまで考えて、岡本眸さんの句楽しませて頂いています。


指十本を通して、1時間ドラマになるぐらいのストーリーがあるのは確か。。。
こんなドラマのある俳句を詠みたい。
言い換えれば、「俳句は日記」ならドラマのある生活をしないと・・・か。。。



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愚陀佛庵6月インターネット句会

愚陀佛庵6月インターネット句会結果
選者:八木健先生


秀逸
扇風機二人の距離を計りをり


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似た句ありましたね。。。
自分の中での類句だからOKですよね。。。?



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「十指」

岡本眸さんの本を読んだり、ネットで調べたりしている内に、「十指」という単語が目につきました。


わが十指われにかしづく寒の入   岡本眸(以下同)
卓に組む十指もの言ふ夜の秋
野分後の十指うれしき箸茶碗
冬深し頭を揉む十指髪に入れ
わが十指蟻を殺して枇杷剥いて
・・・


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こんなタイトルの本があることもわかった。。。
『十指』(岡本眸著/角川書店 1985発行)


そう言えば、小川軽舟さんだったか・・・、得意アイテムを持つといいみたいなことを読んだことがあったかも・・・。
この夏は、おたまのそれを探してみようかと・・・。



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句集『自愛』岡本眸

岡本眸さんの句を知りたくて、『俳句は日記』と一緒に『自愛』という句集も買いました。
こちらは古本で1円。
書き込みがあると書いてありましたが、1円なので気にせず購入。


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外見は、とても綺麗でした。
本を開いてみると、各俳句に「○」が書かれています。
どうやら季語に「○」が付いている事が分かりました。


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以前の所有者様は、とても勉強熱心な方だったようで切れに印があったり、読めない漢字にルビを振ったり、わからない単語を調べたのでしょうか?書き込みがありました。
同じ俳句を学ぶ物として、この書き込みがとても愛おしいものに思えてきました。


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以前の所有者様はどんな方だったのでしょう。
岡本眸さんの何に惹かれてこの本を買われたのでしょうか。
今は、どうなさっていらっしゃるのでしょうか。
お会いする機会があれば、岡本眸さんについて語り合いたい。。。

ペラペラとめくりながら、ついつい、そんなこと考えています。



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ラジコプレミアム

一句一遊を聴くためにラジコプレミアムに申し込みました。
これで、二度目。
350円(税別)/月。

組長の語り口はもちろん、皆さんの句やお手紙が面白い。
この一句一遊って、上手い下手ではないんですよね。
句の中に、それぞれの生活がある。
まさに、俳句は日記です。
(昨日のブログ記事へのこじつけではありませんよ(笑))


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「車」は、締切が連休中で、曜日感覚がなくてすっかり投句を逃しました。
だから、先週は、おたまの登場は絶対にないのに、聴いていて楽しかったです。

お父様を見送られた方、人生最後となるであろう車を買った方、初めて色の付いた車を買われた方・・・。

参加しているともっと楽しいので、今後は忘れないようにカレンダーの投句締切日には大きな○をつけておくようにしたいと思います。

「車」と同じ日の締切の「夏の果」は、サッサと詠めたので投句済ませています。
今週は「夏の果」の週。
楽しみ♪


ラヂオより吾が名呼ばるる雲の峰



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『俳句は日記』

ある俳人さんのブログで、俳人岡本眸さん(「朝」主宰)を知りました。
岡本眸さんは、日本橋室町の大手企業で重役秘書を務めていた時、職場俳句で富安風生と出合い俳句を始めたという事。
「俳句は日記」を信条とされ、日常生活に真摯に向かい、写実を基本としつつ叙情性のある句を詠まれています。

実は、最近のおたまは、
仕事と家事の毎日の繰り返しの中で俳句が詠めるのか?
吟行と称しどこかに出かけないと詠めないのか?
という自問自答の日々。
そんな時、読んだブログ記事。

気になりはじめると、いろいろな所で岡本眸さんのお名前が目にとまります。

『現代俳句入門』には、「私は、俳句を日記のようにつくることをお勧めします。正直に、素直に、そのときの自分の生きた記録を書いていく、それがもっとも親身で無理のない句作と思います」と書いてあるという文章をWebで見つけました。

そして、『俳句は日記』という、なんとダイレクトなタイトルの本を出版されている事を知りました。

7月は、手持ちの角川『俳句』で過ごす事に決めていたのに、Amazonで『俳句は日記』を買ってしまいました。
これから、おたまはどう俳句との関わっていけばいいのか考えてみたかったから・・・。


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古本しかなかったのですが、コメント欄をじっくり確認して、書き込みのない物、出来るだけ綺麗いと思われる本を選びポチッ。
ネットで買う古本は半ば諦めて買うしかないので、どんな状態でも文句は言いませんが、手元に届いたら、予想以上に綺麗で安心しました。

この本は、家族や仕事、旅などの暮らしの中から、どのように俳句を作るかを説いた実践的入門書。
大正時代以来の女性俳句の流れや吟行での添削教室も。
岡本さんが優しくご指導される様子が手に取るように分かる本でした。


初電車待つといつもの位置に立つ  岡本眸(以下同)
かたまつて同じ事務服日向ぼこ
白玉や子のなき夫をひとり占め
わが十指われにかしづく寒の入
喪の家の使はぬ物干竿灼けて
夫愛すはうれん草の紅愛す




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